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【コレ、お薦め!】 京都心霊トンネル/後編 清滝トンネルと、真下を向く謎の警告ミラー
 前編はこちら
 ■京都心霊トンネル/前編 花山トンネル

▲清滝トンネル(清滝側)

 花山トンネルの取材を終え、次に向かうは清滝トンネル。同じ京都市ではあるものの、嵐山から嵯峨野を過ぎたところにある清滝までは、深夜に車で向かっても40分ほどかかります。到着したのは午前1時ごろのことでした。

 それでは現地リポートの前に、清滝トンネルの歴史と、心霊スポットとしてのうわさを確認しておきましょう。花山トンネルよりもメジャーな心霊スポットのためか、たくさんのいわくがあるようです。清滝トンネルは、元は愛宕神社参詣のため戦前に敷設された愛宕鉄道の鉄道専用トンネルで、1929(昭和4)年に開通しました。鉄道は1944(昭和19)年に廃線となり、その後、路線跡は府道として利用され今に至ります。ちなみにトンネルを越えた清滝から愛宕山山頂まではケーブルカーも開通していました。現在もトンネルや橋脚の一部が残っており、当時をしのぶことが出来ます。
▲清滝トンネル(嵐山側)。2004年10月、日中に撮影したもの

 ここで目撃したと言われる幽霊はさまざまで、トンネル工事中に事故死した作業員であったり、あるいはトンネルの近くに無縁仏を供養する化野念仏寺があることから、昔の格好をした老婆や子どもの姿が目撃されたといううわさもあるようです。そんな中で強烈なインパクトがあるのは、トンネル内を通過している車のフロントガラスに落ちてくるという女性の幽霊で、それを見た者は発狂するとか。そりゃまあ、いきなりそんなのが目の前に落ちてきたら、発狂したくもなりますよねぇ。

 また、幽霊目撃談とは別のうわさもあります。清滝トンネルは幅が狭くなっているため、信号による交互通行となっているのですが、最初にやって来た時にちょうど信号が青だったとしても、そのまま進んではならず、いったん止まって赤になるのを待ち、再び青になってから進まなくてはいけないとのこと。その理由は、最初の青は霊界へと招き入れる青信号だから……という話。また、行きと帰りでは長さが変わるといううわさもあります。

▲清滝トンネル(清滝側)。2004年10月、日中に撮影したもの。左の道が山越えの峠道。この先に真下を向いたミラーがある

 さらに清滝方面からの一方通行ですが、トンネルの脇から山越えの峠道が出ており、そこになぜか真下を向いた警告ミラーがあります。そのミラーには子供の幽霊が映るとか、あるいは自分の姿が映らなかった人は死ぬといったうわさがささやかれています。

 一応清滝トンネル周辺で交通死亡事故などがあったか調べてみましたが、ここ最近では1998年1月にすぐ近くの山中から白骨死体が発見されているという記事があるだけでした。もっとも、花山トンネルでもそうですが、過去記事が検索可能にデータ化されているのはここ十数年分だけなので、それ以前についてはわかりません。

 さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ現地リポートです。まずは信号の色ですが、入り口に到着した時は運良く?赤信号でした。青信号だったら、たとえそれが霊界につながっていようとも突っ込んだのになぁ、というのは強がりです。花山トンネルと比べると周囲はかなりひっそりとしていて、山の中にあるため風もだいぶ涼しく、それなりの雰囲気がありましたからね。1分以上待機した後、青信号となってトンネルに入りました。

<上>清滝トンネル内部を清滝方面へ。出口がカーブしているので見通すことが出来ない<下>清滝トンネル内部を嵐山方面へ。清滝口近くでカーブしているあたり(いずれも2004年10月に撮影)

 トンネルは車が1台通ってちょうどいい程度の幅で、そのためか走行音が大きく響くような気がしました。また、清滝側でカーブしているため入り口から出口が見通せず、幅の狭さと相まって普通のトンネルよりも閉塞感は強いです。照明はオレンジ色のものが等間隔にありますが、これも普通のトンネルに比べると暗い印象はぬぐえません。

▲清滝バス停にある公衆トイレ。水を流すとブザー音が鳴り響き、正直かなり驚いた
 そうした印象はあったものの、途中で幽霊がフロントガラスに落ちてくることもなく、トンネルは無事に通過することが出来ました。出てすぐ左のところに広いバス乗り場があり、そこに車を停めて写真を撮影。30分ほどいましたが、その間に肝試しに来たと思われる若者たちが乗った車やバイクが10台以上やってきました。さすがメジャーな心霊スポット。午前1時を回っているのに、すごくにぎやかです(笑)。

 一通り撮影を終えた後、行き帰りの距離が違うといううわさを検証するため車のメーターで距離を測りながら往復してみましたが、結果は当然ながら同距離でした(誤差の範囲内の差は出ましたが)。そして今回の検証の最後を飾るべく、清滝トンネルの上を通る峠道へと車を進めました。

 峠道は嵐山方面への一方通行で、幅も広くありません。街灯もほとんどなく、徐行しながら注意深くミラーを探していると、急な坂を上りきったところにそれはありました。

▲峠道にある真下を向いたミラー

 完全に真下を向いたその姿は、しんと静まり返った深夜であることを差し引いても、異様で不気味です。いったいどうしてこんな場所に、こんな格好でミラーが取り付けられているのでしょうか。通常では見えない何かを映すためでしょうか。

 しかし、その答えは道を通ってみれば簡単にわかりました。このミラーが設置されている場所を頂点に、道は急な上り坂と下り坂になっているんですね。つまり、これは下から上ってきた車が、峠の向こう側に歩行者などがいないかどうかを確認するためのミラーだったわけです。幽霊の正体見たり枯れ尾花、と言いますが、まさにそんな言葉がピッタリですね。ちなみに真下に行ってみたところ、子どもの幽霊は映りませんでしたし、ついでに僕の姿も映りませんでした。夜道で何かを映すには、それは汚れすぎていたのです。

▲ミラーを下から撮影

 予定していた取材を終え、京都市街に戻ってきたのは午前3時前でした。日付をまたぎ、丑三つ時に調査をしてみたものの、何か不可思議な体験をすることはかないませんでした。また、撮影した写真を見返してみても、マニュアル撮影のためピンボケになったものはありましたが、これといって不審なものもありませんでした。

 もちろん、これは僕に霊感がなく、“たまたま出くわさなかった”だけかもしれません。人によっては何かが見えたり、何かを撮ってしまったりすることもあるかもしれません。ですから、この記事を読んで「なーんだ、全然怖くないんだ」と安心してトンネルに行き、そこで怖い目に遭ったとしても、僕は責任を持ちませんのであしからず(笑)。
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